薬局と固有専門能力、共通専門能力

 昔上級管理職の勉強をしている頃に書いたメモが出てきたので、ブログ化します。
 薬局現場にも該当することあるなぁと当時思ったものです。
 専門能力は大きく固有専門能力と共通専門能力に分けられる
 前者は専門担当領域毎に異なる固有の専門能力である。
 薬剤師でいうと薬剤・臨床や保険関連の知識が該当する。

 後者は担当領域に関わらずどの分野の専門職にも必要な能力である。
 共通専門能力が低ければ固有専門能力がいかに高くても宝の持ち腐れになる。
 共通専門能力は、表現力、説得力を最終工程とし、いかに高い企画力、改善力、管理力をもってしても、最終的に説得力がなければ能力を発揮して業績に直結することはできない。
 能力アップのためには、人頼りにせず自分が苦手なものほど意識的に機会を求めて書いたり話したりし、経験度数を増やすことが必要である。

 【苦手な科、患者さんの投薬を避けたり、錠剤のピッキングや液剤調整など自分の好きな(楽な)作業ばかりして、レセプト関連や入力チェックは事務さんまかせ…そんな薬剤師】
 と
 【何でもやって、人が避けることを担って、さらにはOTCと受診、薬不要のトリアージまでもできる薬剤師】
 この両者では共通専門能力の成長が段違いですし、最終的に患者さんに信頼されるのも明白ですね。

 もちろん、薬局という場におけるチームの人員構成とスキルバランスで作業バランスは違っていて当然ですが、言い訳にせず共通専門能力の伸びることが1日のなかでどれだけできたか意識すると、将来違う自分になるかもしれませんね。

投稿者プロフィール

ngunji
ngunjingunji.com
自部署→自社→業界→社会。全体最適を思考する経営戦略が好きなマーケティングとECの責任者かつ薬剤師。
特技:プロアクティブなマーケティング戦略策定。