未来店舗を支えるECの役割とは~ECzine寄稿

 翔泳社のECメディアECzineの2020年夏季刊誌の全面Webインタビュー式(斬新!)寄稿です。
 Think Digital Originというテーマで私含め6人が出ていますが、いずれも過去取材での写真を使いつつ上手くまとめてくれています。

https://eczine.jp/subscription

 掲載誌が届いたので、皆さんが未来店舗とDigital Originな組織のあり方をどうコメントしているかを一言で書いていきます。

コメ兵 藤原(ふじはら)義昭さん

 日本最大級のリユースデパートコメ兵のマーケティング統括部部長である藤原さん。
・未来店舗は、豊かな体験を提供する場所。
・組織編成にテコ入れするよりも、プロジェクト制採用で柔軟な組織体制を構築し、経営陣が活発にプロジェクトを回せる企業風土を作ること。

パルコデジタルマーケティング 唐笠亮さん

 パルコデジタルマーケティングの唐笠さん。本体パルコのデジタル・CRM支援チーム部長も(知らぬ間に)兼任されています。

・未来店舗に必要なのは、リアルチャネルとデジタルチャネルの理解と歩み寄り。D2Cブランドが大きなヒントになる。
・2パターン考えられる。
①実店舗側が主体的にデジタルチャネル運用しながら、プラットフォームやECオペレーションなどは専門チームが支援する。
②顧客や市場との関係性を俯瞰して見ることが出来る部署が主体となり、実店舗・EC双方や客観的視点から再設計する。

CaTラボ 逸見光次郎さん

 カメラのキタムラで目覚ましい成果を挙げ、オムニチャネルコンサルタントとして著名な逸見さん。
・実店舗とECを融合させることを目的とするのではなく、融合させた上で顧客にどんなより良い体験を提供できるか。仕組み、指標、組織を変えることすべてが未来店舗実現への大きな一歩となる。
・評価指標を継続顧客獲得・LTV向上にシフト。店舗やチャネルを横断した取組を行う。社外の知恵と社内の知見の融合方法を考える。

アクティブ 藤原(ふじわら)尚也さん

 藤原さんだけ夏らしい半袖ですが、以前の取材時期というよりもマッスルマーケターとしての筋肉量が影響しているのでしょう。現在は青山商事での肩書もお持ちです。
・未来店舗に必要な人材はCMO。ヒト・モノ・カネのすべてを動かせる人が必要。社内で育成を目指すなら制度改革を。
・社員のキャリア形成にもっと柔軟になる必要がある。社内だけで育成を完結させようとせず、外部の手を借りながらこの成長を促す組織。

店舗のICT活用研究所 郡司昇

 私です。知らない方はまず、こちらを。
 写真はストリートメディア株式会社の入っているアーツ千代田3331前ですね。

未来店舗

 BOPISに最適化したダークストアとコンパクトでコンビニエンスな実店舗の併設が考えられます。BOPISも含めたデジタル活用は手段です。目的は顧客ロイヤリティの向上。世界に類を見ないほどに人口が激減していく日本の小売業最大の課題は顧客確保です。効率性や利便性だけでなく、コミュニケーションが重要。

Digital Originな組織のあり方

 Digital…は置いておいて、会社が大きくなると肩書が増えて階層が深くなっていきます。結果として機能しにくくなる。これを整理することの重要性を、前職で副社長として入られた元J&J社長でもある柴田さんが上司になった時に目の当たりにしましたので、組織のスリム化の話をしています。部署を減らし、〇長という肩書を減らしただけで社内の報連相が劇的に改善するんです。
 階層を浅くして、機能である職能は明確に定義していくという考え方です。職能分類はチェーンストア理論に基づいて私が現代企業がDigital Origin組織を作るなら…という分類です。
 CMO,CIOはラインスタッフの機能と考えています。
 皆様が書いたような組織図ですと、以下の形です。(誌面の都合で階層を浅くすることに図を絞ってもらいました)

Digital originな組織図
Digital originな組織図

SHIBUYA109エンタテイメント 澤邊 亮さん

 個人的にマッスルとイケメンの板挟みで写真ではなく、イラストにして欲しかった。

 渋谷109の総支配人でもあり、TV等の取材を受けることも多い澤邊さん。
・館は、いわば実店舗におけるプラットフォーム。そのなかの機能としてECが加わることで、プラットフォームの存在意義はより高まる。その場特有の体験提供を。
・組織に必要なのは、実店舗の独自性を高めるデジタル活用体制。バリュー向上を軸に深化へ。

お読みいただき、ありがとうございました。
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