ローソンスマホペイ 他 実験店舗

2018年10月9日。今日、秋葉原にローソン実験店舗が出るということで体験しに行きました。

今回はいつもより柔らかくブロガー風スタイルで記載します。

インテージさん目の前の既存店改装ですね。以前入った時はやや小さめの普通の店でした。

新しい取組みは

①スマホペイ

②自販機式のプチカフェコーナー

③揚げ物セルフ販売

④モバイル充電池シェアリング

⑤品揃え・レイアウト

が気づいたところです。

 

①スマホペイ

大崎近辺ではすでに数店舗テストしてるというスマホペイ。とはいえ、これを体験しに来たようなものです。

使い方としては

  1. ローソン公式アプリをダウンロード
  2. ポンタを登録またはpontaIDを紐付け。  pontaIDの紐付けで、どハマりしましたが、そこは置いておいて…
  3. アプリからスマホペイ機能を呼び出す
  4. beaconまたはQRで店舗が表れるのを待つ→店舗チェックイン
  5. 商品スキャン
  6. 商品確認
  7. 決済方法選択(クレジットカード、楽天ペイのどちらか)して決済
  8. 退出QR表示→QRを読ませる
  9. 退出

という流れです。2回目からは3以降からですね。

 

ちなみに、この店舗では写真通り、右にあるセルフカフェ自販機と左のゴミ箱(飲み残し用。他のゴミ箱はどこか不明で1時間で8人ウロウロ目撃……)の間に8をやる写真の端末があるので、実質的にはカフェコーナーのおまけ的な位置。

過去(前職でコンビニドラッグPJにも参加。えぇそんなこともやっていたのですよ)の経験による推測ですが、オフィスの朝はレジがさばききれない状態になるため少しでも緩和すれば……という思いを集約した結果だと考えます。

朝1時間視察すると最適な場所がわかるのですが、こういうのはやってみないとわからない部分が多いんですよね。

 

②自販機式のプチカフェコーナー

ローソンのコーヒー(マチカフェ)と言えば、横に並んだカウンター後方の端にコーヒーメーカーがあり、注文するとスタッフが走って行ってセットし、会計終わった後に抽出終わったコーヒーを受け取るということで入れ立て感というよりも「店員さん大変……」と私は思っていました。

今回はセブン等と同様のセルフマシーンで、なおかつ小銭で支払いもセルフとなっていました。今は現金(10-500円)のみですが、スマホペイの端末の隣に置いてあるし、将来はスマホペイで払えるようになるのでしょうねぇ。きっと・たぶん・おそらく。

で、イートインスペースで飲むことも、持ち帰ることもOK。消費税の特例措置問題はどうクリアするか?

 

イートインスペースはコンセント、USB完備。かつタブレットで日経デジタル版が見られました。

1日中ローソンに居られるくらい快適な環境です。これは朝ビジネスマンで取り合いですね。

私は30分300円コーヒー付きならタバコ臭い喫茶店よりもこちらを選びます。

ローソンアプリとdマガジンのアイコンもありました、がこちらはなぜか通信エラー多く使えませんでした。

 

③揚げ物セルフ販売

揚げ物もセルフで取れます。が、これらの商品はスマホペイ対象外です。

セルフでとって、会計はレジ???

きっと商品マスタの問題でしょうから、解消する予定では?

衛生管理(と事故)に気を使いそうです。が、売上げはこのスタイルが上がると思います。デイリーストアの一部店舗でやってますが手に取る人多いですし。一声かけるというハードルは頭で考えるより高いんですよね。

ちなみに、セルフ売場にあってスマホペイ出来ないのは、これらと酒類です。酒類は仕方ないですね。

 

④モバイル充電池シェアリング

これは標準装備になるということで写真だけ。

保証金のハードルが低くなれば普及しそう。逆に今のままでは、急場をしのぎたい人に初回使ってもらうのは厳しいかも。

初回をクリアすれば便利なサービスですね。

 

⑤品揃え・レイアウト

品揃えはイートイン等にスペースを取った分少なめです。標準店舗の7〜8割程度のSKUで棚段を狭めにしていました。棚段を狭めると期限チェックなどのオペレーションが大変なのですが、夜間チェックが中心なら大丈夫な水準です。

レイアウトはガラス面にイートインとスマホペイ、カフェがあり、向かいの壁面がレジ。その間に縦に什器が配置されていました。店が横長なため什器の端まで行くとレジ前に着きます。

コンビニでレジ前まで来ると、店員さんがスキャンしようと身がまえていて(もっと見るつもりなのに)ついレジに商品を置いてしまうのは私だけでしょうか? レジ前が狭めなので回遊性は悪く、客単価は上がりにくそうな印象でした。

店の奥行きがもっとあれば、防犯上もこれが標準になる可能性はあると思います。

そして、決済は店内どこでも完了するので、その後退出QRをわざわざスキャンするか?という疑問を感じました。

この仕組みは完全無人店舗であるモノタロウAIストアのようなレイアウトで出入り口にゲートがあって…というものを人(客も従業員も)の少ない地域でやるときには早期に機能するイメージしました。

都市部ではちょっと違うかなという印象です。普通の電子マネー専用セルフレジがあればコト足りると感じました。あとは監視してるっぽい雰囲気だけ出せば。

 

以上、いろいろチャレンジしている店でした。挑戦しないと、何も生まれません。素晴らしいことだと思います。いかに打席に多く立つか。

 

私見を言えば、何かを無くす挑戦をしても良いかなとは思います。

5ヶ月前、AmazonGoではまさにそういう(何かが無いことでの快適性・意識の商品自体への集中)顧客体験をしましたので。

売上げを上げたい←顧客の支持が必要←顧客の支持を得られる商品と体験が必要

……人が安く雇えなくなったという事業者の都合ではなく……

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2020年3月2日更新

 ひさしぶりに覗いてみました。
 充電できてタブレットのあるイートインコーナー→不要物・在庫置き場

 ローソンスマホペイはほぼ普通のセルフレジコーナーに

 スマホペイの読取り機もかろうじて残っていましたが、ロボホンの存在感に負けますね。ロボホンはセルフレジの紹介をしていました。(スマホペイは……)

お読みいただき、ありがとうございました。
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