Amazon Go、Nordstrom等マンハッタン内のその他小売業_NY視察ツアー 2022年Part10

2022年ニューヨーク視察最終回は、マンハッタンのスーパーマーケット以外の小売業を取り上げます。

2022年9月15日深夜のタイムズスクエア

NORDSTROM

靴屋がスタートなので、多くの店舗で1階一等地で靴を展開

1901年シアトルの靴屋がスタート。品質・サービス・品揃えが高評価のアメリカでも最も信頼される百貨店で347店舗出店しています。

店内では専属DJがいて、店内のムードを盛り上げます。
NORDSTROMでもカーブサイドピックアップサービスを提供しています。
トイレは全てLGBTQに配慮

CVSヘルス

Walgreenと並ぶアメリカ最大手ドラッグストアの一角。小売業としてはWalgreenの売上が上ですが、企業全体としてはCVSが上です。これは保険関連事業の売上が大きいためです。

アメリカにおけるドラッグストアの立ち位置はこの記事で書きました
タイムズスクエア近くのCVS
家賃の高いマンハッタン内のドラッグストアは多層階構造が多いです。
雑貨関係は日本のドラッグストアとよく似ています。
マスクはあまりなく、抗原検査キットは大量陳列。
軽医療を受けられるミニッツクリニックを併設
観光地なので、ハロウィングッズも多めに陳列されていました。

Chelsea Market

Chelsea Marketは、ナビスコの工場跡地を活用したグルメスポットです。6年前と7年前に2度きており、上階にあるGoogleでGoogleグラスを体験したこともあります。

一部テナントの変更はありますが、大きくは変わっていませんでした。

Chelsea Marketを離れて少し散歩していると、歩行者天国を見つけました。

ここで一番盛り上がっていたのが、日本の粉物屋台フェアで、物凄い人で溢れていました。

日系人含めたアジア系の来店が多く、2割ほどの人はマスクもしていました。
銀行跡地をそのまま使ったCVS

World Trade Center & Oculus

OCULUS外観

2001年の同時多発テロによって長期に渡って閉鎖していたニューヨークダウンタウンのワールドトレードセンター駅は2016年に長期工事が完了しました。
現在はオキュラスと呼ばれる美しい設計の駅となっていて、おしゃれなショップも集まっています。どこからでもOCULUS全体が見渡せる設計で安心感をイメージしているそうです。

OCULUS 内部を超広角撮影(DJI OSMO POCKETの3×3モード)
おしゃれスポットに欠かせないApple Storeもあります

Eataly NYC Downtown

OCULUS併設のWestfieldショッピングセンター内にあるグローサラントです。グローサラントは、レストランとグロッサリーストアを合わせた名称で、レストランで提供しているメニューに使われている食材やワインなどを併売しているショップです。

Casper

CASPERはマットに対する生活者の負をなくすというポリシーの寝具のD2C企業です。近年はショッピングセンターに体験型ストアを設けていて、寝てみることができます。

DUANE reade by Walgreens

世界最大手ドラッグストアのWalgreenはマンハッタンの地場ドラッグストアも傘下にしています。その関係でマンハッタン内の屋号は基本的にDUANE reade(デュアンリード)です。
ワールドトレードセンター内の店舗はほぼ日本のコンビニのような品揃えでした。

Amazon Go Rockefeller Plaza

ロックフェラーセンターのAmazon Goは初日に視察したAmazon Freshよりもひと世代前のハードウェアにAmazon Oneを増設したものでした。

Amazon.comで購入したものの返品も受け付けています。
スターバックスのコーヒーやジュースもJust Walk Outで購入できます。
手のひら入店に慣れると、スマホアプリでインストアコード(QR)を出すことさえ面倒になります。

Amazon Goの最新店舗を10月にロサンゼルスで体験しましたので、Amazon Goの進化についてはその記事で解説します。

お読みいただき、ありがとうございました。
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