プレイング・マネジャーには、自立でなく自律が必要

自立と自律

「自立」はself standing=他に依存しないで、自分でやっていけることです。

「自律」はself directing=自力で立った後は、自分が決める方向に進んでいける。
他者のニーズを把握し、調整をはかりながら、自分自身の行動のコントロールを行い、自らを律しながら、自己実現を図る。

「他者に頼らなくても何とかなる」という段階とそれを過ぎて、「他者を良く見て共生を図る」という段階。
大違いですね。


プレイング・マネジャー

プレイング・マネジャーとは、部下の育成・指導などを行う「マネジャー」としての役割と、売上に貢献する現場の「プレーヤー」としての役割を共に担うポジションのことをいいます。

プレイング・マネジャーの仕事は、専門にマネジメントだけをやるマネジャーよりも難しいものです。
自分が直接担当するプロジェクトしか見えなくなり、部下が困っているのに面倒を見ず、有能な部下が退社したり、内部にトラブルが起きて仕事そのものに支障をきたしたりすることがよくあります。
本当によくある話であり、優秀なプレイング・マネジャーをどれだけ育てられるかが組織の強さの大きな要因といえます。

マネージャーはヒト・モノ・カネの資産やリスクを管理して、経営目的を維持、発展させる仕事です。
マネジメントの一つの目的は人を生かして成果を上げることであり、相手を動機づけ育てる大切な活動です。
専門能力については尊敬に値するだけの優越性を持ち、かつマネジメント力も優れるのが真のプロフェッショナルといえます。

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