摂取&消費カロリーがわかる唯一のスマートバンドGoBe3をb8taで購入

  • 2020年9月6日
  • 2020年9月6日
  • 私事

 

 売らなくてもマネタイズできる店舗b8taについては、このサイトやAgenda noteで何度か取り上げてきました。

 先行公開に招待されたときに気になっていた「摂取カロリーや水分バランス、ストレスレベルを自動計測できる世界初のスマートバンド」であるGoBe3をb8ta有楽町店で購入しましたので、1週間使ってのレポートです。

日本で唯一購入可能なb8taで大人気→在庫完売

 このスマートバンドは先週まで私もしていたApple Watch同様に、本体裏のセンサーで心拍数等測定する機能があります。今までのスマートウォッチ(スマートバンド)にはなかった画期的な機能は「摂取カロリーを自動追跡できること」です。
 運動や活動による消費カロリーの計測については大半のスマートウォッチ(スマートバンド)が対応していますが、摂取カロリーまで計測できるのはHEALBEが発売するGoBe3のみです。
 GoBe3は日本ではb8ta2店舗での先行発売で他に買う方法がないということもあり、アッという間に国内在庫が底を付きました。想定の2倍以上の売行きだそうです。

https://healbe.com/ja/coming-soon/

 8月29日の再入荷時にはb8ta前に開店前から行列が出来たそうです。b8taのスタッフに聞きました。
 物を売って利益を上げるのではなく、体験と発見を提供するRaaS(Retail as a Service:サービスとしての小売)の店舗で商品を購入するために行列ができるというのはなかなか面白い現象と感じました。

 私は再入荷3日目の8月31日に購入しました。当初は、着信・メッセージなどの通知機能がない(アップデートで追加される予定)ので、Apple Watchを初代から使い込んでいる私は通知機能がつくまで待とうか迷っていました。しかしながら、在庫がいつまで持つかわからないということでしたので、手に入るうちに入手しておくこととしました。

b8ta有楽町店でGoBe3購入

開封の儀

GoBe3は日本上陸すぐなので、日本語クイックスタートアップガイドはb8taでもらいました。
GoBe3は日本上陸すぐなので、日本語クイックスタートアップガイドはb8taでもらいました。
付属品一式。マニュアル(英語他。日本語はありません)、充電ケーブルだけです。
付属品一式。マニュアル(英語他。日本語はありません)、充電ケーブルだけです。

摂取カロリーを計測する仕組み

 通常は食べたものをアプリなどで手入力しますが、GoBe3は装着しているだけで自動で計測されるのが特徴です。

 公式サイトによると

自動カロリートラッキングの仕組み
・食べると、食べ物は胃に運ばれて分解され、消化されます。
・10–15 数分後、食物中の炭水化物がグルコースに変換され始めます。この過程は、食べるものや体特有の生理に応じて、最長4~6時間続きます。
・グルコース濃度が上昇すると、細胞はそれを吸収し始め、水分を放出します。
・GoBeは、生体インピーダンスセンサーを用いて、体細胞内外への体液の移動を測定します。
・食物中の脂質とタンパク質はグルコースの吸収速度に影響し、GoBeで測定した「グルコースカーブ」の形状と継続時間が異なります。
・内蔵のHEALBE FLOW™テクノロジーは、インピーダンスデータを解析し、グルコース曲線に基づいてカロリー摂取を計算するための高度なアルゴリズムを用いて、長期にわたる栄養摂取の全体像を得ることができます。

https://healbe.com/ja/info_intake_gobe3/

 人が何かを食べたり飲んだりすると、まず胃で分解され、消化が始まり、栄養素は時間をかけて体内に吸収されます。そのときに血糖濃度の上昇や細胞のグルコース吸収と内液の排出といった反応が起こります。
 炭水化物は早く消化・吸収されるのに較べ、たんぱく質・脂質は時間がかかるなど食べた物の種類や、計測する人の体質などにより個人差があります。GoBe3は独自センサーで細胞内液の排出レベルを計測し、世界特許を取得した独自のテクノロジーで摂取カロリーを算出します。
 この仕組みは、カリフォルニア大学デイビス校(米国カリフォルニア州)での第三者検証による89.6%の正確性と結論づけられ、世界的にも高い評価を得ています。また、第三者検証は広州赤十字病院(中国広州市)でも行われています。いずれも前機種であるGoBe2での測定です。

https://drive.google.com/file/d/1Xy7_6akYMoEb9OtnCn4pO9KOnXZnZXdk/view

使ってみての測定データと感想

エネルギーバランス(摂取と消費のグラフ)

 まずは、肝腎の摂取カロリー測定と消費カロリー測定です。
 普通に活動をした日に糖質控えめ食で過ごした一日が以下の通りです。
 このところオーバーウエイト気味でしたが、この日のような栄養摂取と活動を続ければ改善を図る見込みがありそうです。

活動普通、摂取少なめ

 下はあまり動かなかった(土曜日で買い物等車移動メイン)日の燃焼カロリーと摂取カロリーです。夕飯を少なめにして調整したのが、データからも見て取れます。

 なお、炭水化物、脂質、タンパク質の摂取バランス・量もこのエネルギーバランスで見ることが出来ます。炭水化物を控えめにしていても外食があると半分前後は炭水化物なんですよね。
 これが見えることで気をつけることはできそうです。

ストレス

 エネルギーバランス目当てでApple Watchから切り替えましたので、オマケ機能なのですが、意外と興味深い推移をしてくれます。自分が何にストレスを感じているか、可視化できてしまうのはちょっと怖い気もします。

仕事中にストレスの少ない日
日中ストレスの少ない日
夜ストレスの少ない日
夜ストレスの少ない日

睡眠

 睡眠のトラッキングは他のスマートバンドでも出来ますね。特徴としては、同時に摂取・消費カロリー、水分量測定もしていることでしょうか。
 快眠・寝不足が見える化できる基本機能です。

眠れた日
眠れた日
眠りが浅かった日
眠りが浅かった日
快眠の日
快眠の日

水分量

 私はオッサンなので気にしませんが、女性は気になりますし、熱中症等のモニタリングにもなる水分量測定も地味にレアな機能です。使い始めは過不足を1か0かで表すものでしたが、ファームウェアアップデートで測定結果が細かくなりました。
 今後もこういうアップデートには期待します。

水分量アップデート前
水分量アップデート前
水分量アップデート後
水分量アップデート後

スマートウォッチとして

開封後すぐ

 開封後すぐに右手にはめてみました。左手は比較のApple Watch38mmです。
 時間、日時、曜日、装着ロス(ずれた時などに表示)コメント履歴はありますが、測定データがまだないので、ある意味レアな画面です。
 なお、Apple Watchのように自分に向けるとバックライトが付くような機能はないので、画面をタップしないと暗いままです。センサーに電力を少しでも多く使うという思想ですね。

 なお、9月6日時点では、画面表示は2パターンから選べます。主要指標3つを常時表示する画面と測定結果をフリックで切り替える画面です。前者は時刻はともかく、日付・曜日表示がかなり小さいので、好みで使い分けるわけですが、今後アップデートでApple Watchのようにカスタマイズできると嬉しいところです。
 画面ではなく、センサーが肝の製品ですが、
 とはいえ、手首にあると確認しやすいですので。

画面にエネルギーバランス、脈拍、歩数を表示
画面にエネルギーバランス、脈拍、歩数を表示
フリックで見たいデータを切り替え
フリックで見たいデータを切り替え

 通知、タイマー、非接触決済等の多機能を求めるなら、Apple Watchを始めとした他のスマートウォッチ(スマートバンド)を使うのをオススメします。
 GoBe3はあくまでも体内の状態把握に特化した製品と考えたほうが良いです。
 私は当初、画面なしでバッテリー持ちを少しでも改善したほうが良いのではないかと思っていましたが、手首にあるとやはり時刻・日付を見るので画面はあったほうが良いと今は思っています。
 健康管理に使うという明確な目的をもって、装着するガジェットといえます。

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