高価なソフトはもちろん、編集の手間をかけずに自分で作ったYouTube動画に映っている人の顔にボカシを自動的にかける方法のまとめです。(2025年2月時点)
一昔前はうん万円のソフトを買って、コマ単位で編集していたわけですので、良い時代になりました。
1. YouTube Studioを開く
Youtubeのタブを開いたら、画面右上のプロフィールアイコンをクリックし、YouTube Studioを開きます。
2. 動画一覧から編集対象の動画を選択
YouTube Studioが開いたら、画面左側メニューの上から2番目「コンテンツ」をクリックします。
これまでアップロードした動画が一覧で表示されるので、ぼかしをつけたい動画のサムネイル部分をクリックしてください。

動画の詳細画面が表示されます。
3. 動画エディタを開く
左側メニューの上から3番目「エディタ」をクリックします。
「動画エディタ」画面が表示され、「カット」「ぼかし」「音声」などの項目が確認できます。

4. ぼかし機能を使用する
「ぼかし」をクリックすると、ぼかしには「顔のぼかし」と「カスタムぼかし」の2種類があることがわかります。
5. 顔のぼかしを設定する
「顔のぼかし」を選択すると、自動的に動画内に表示されている人物の顔を検出します。この検出には多少時間がかかる場合がありますので、完了までお待ちください。
他の作業をしたりしていても大丈夫です。

検出された顔が一覧表示されます。ぼかしをつけたい顔を選択してクリックするか、「すべて選択」をクリックして全ての顔にぼかしを適用できます。
適用後、タイムラインにバーが表示され、プレビュー画面上で顔にぼかしが反映されます。対象物が動いても自動的に追従してぼかしが移動します。

6. ぼかしの範囲や長さを調整する
例えば、動画内で特定の時間帯だけぼかしを適用したい場合は、タイムライン上でバーの端にカーソルを合わせてドラッグすることで範囲を調整できます。
7. カスタムぼかしを使用する
「カスタムぼかし」を使用すると、四角形や楕円形など任意の形状でぼかしを設定できます。
また、「対象の動きに合わせる」または「位置を固定する」のいずれかを選択可能です。動きに合わせる場合は、対象物が動いてもそれに追従してぼかしが移動します。
動きが早い人物の場合、追随が間に合わないことがあります。そういう時はボカシのサイズを大きくして「位置を固定」したほうが楽です。
プレビュー画面で位置やサイズを調整した後、タイムライン上で適用範囲も調整できます。
8. 複数のカスタムぼかし
カスタムぼかしは複数設定可能です。必要なくなった場合は、タイムライン上で該当するカスタムぼかしを選択して削除(ゴミ箱アイコンまたはDeleteキー)できます。
9. 編集内容の保存
編集が完了したら、画面左上の「保存」をクリックします。ただし注意点として、保存後は元の動画データがYouTube上では保持されない場合があります。そのため、編集前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
まとめ
YouTube Studioでは簡単に動画内にぼかしを追加できる機能があります。「顔のぼかし」は自動検出機能で便利ですが、完璧ではありません。
より細かな調整や複数箇所への適用には「カスタムぼかし」が役立ちます。ぜひ活用してみてください!
加工例
自動とカスタム組み合わせて15分くらいの作業です。より完璧を目指すと1時間くらいではないかと思います。