逸見光次郎さんと共同監修で進めていた日経ムック『小売業と店舗の最新トレンド2026』の予約が始まりました。2月28日発売です。
ご協力いただいた皆様のおかげで完成に至りました。本質を押さえつつ、小売知識の少ない方にもわかりやすい「万人向け」の一冊になったと考えています。
この本で伝えたかったこと
少子高齢化に伴い、商圏人口は縮小し続けています。これまでの店づくりの延長線上に答えはありません。
本書では、「売れる」を実現するために店舗が今やるべきことを、品ぞろえ・陳列・接客・決済・データ活用まで横断的に整理しました。現場の第一線で実践する方々への取材と対談を通じて、理論だけでなく再現性のある具体策を提示しています。
構成と主なテーマ
巻頭対談:2026年 リテールの新トレンドが動き出す
郡司と逸見光次郎氏(日本オムニチャネル協会 理事/CaTラボ 代表取締役)との対談で、2026年のリテールの方向性を俯瞰しています。
なお、これに関連してリテールテック初日(3月3日13時〜)に講演も行います。
特集1:「売れる」を実現する店づくりの最新トレンド
5つのPartで構成し、店舗運営の全体像をカバーしました。
- Part1 店舗フォーマットと経営戦略 — 小商圏に応じた戦略と柔軟なフォーマットが急務
- Part2 2026年版「売れる」商品 — PBとNBの役割、IP活用、オーガニック・健康志向、冷凍食品、インストアベーカリー、宗教・文化の多様性対応まで
- Part3 来店客が商品を手に取る並べ方 — レイアウトは「購買行動の設計図」、棚割りは「選択の設計」。ロボット陳列やAI需要予測も
- Part4 来店客に商品を訴求するマーケティング — POP・電子棚札・店内アプリの戦略的活用、試食サービスの再設計
- Part5 多様なニーズに対応する接客・決済 — セルフレジ成功の鍵は「やらないこと」を決めること。無人店舗、スキャンアンドゴー、アバター接客、AI接客、キャッシュレス決済と自社ペイ
特別対談として、射場瞬氏×ショーン・チェイニー氏によるリテールメディアの新潮流も収録しています。
Crosstalk対談では、近藤公彦教授(北海道武蔵女子大学)×中見真也准教授(神奈川大学)が顧客体験の定義がいかに進化しているかを議論しています。
特集2:売り場を支える仕組みの最新トレンド
- BOPIS(Buy Online, Pick-up In Store)は人口減少時代の救世主になり得るか
- コミュニティマーケティングの本質
- 体験型ストアの可能性
- 人材教育:読ませるマニュアルから動かす仕組みへ
- 新規事業の検討軸
特集3:データ活用の最新トレンド
AIによるデータ活用の民主化、ポイント戦略、顧客ID活用、ロイヤルティ施策の設計まで。
登場いただいた方々
本書には、小売・流通・テクノロジーの最前線で活躍する多くの実務家・経営者・研究者に登場いただきました。サンリオ、オイシックス・ラ・大地、ローソン、FABRIC TOKYO、イオンリテール、LINEヤフー、大丸松坂屋百貨店、Preferred Networks、シノプス、プリズマティクス、嘉穂無線HD、オートバックスセブンなど、業種・業態を越えた知見が詰まっています。
手に取っていただきたい方
- 小売業の経営者・店舗責任者
- 小売業向けにソリューションを提供するIT・メーカーの方
- 流通・マーケティングに関心のある方
- 小売業の基本から最新トレンドまで体系的に学びたい方
小売の知識が豊富な方にも、これから学ぶ方にも価値ある内容に仕上がったと自負しています。
日経ムック『小売業と店舗の最新トレンド2026』
監修:逸見光次郎・郡司昇
編:日本経済新聞出版
価格:2,200円(税込)
発売日:2026年2月28日
ISBN:978-4-296-07149-4
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