ロシアの薬局・ドラッグストアランキングTOP5|Апрель独走とАптека.ru主導のオンライン化

ロシアの薬局・ドラッグストアランキングTOP5|Апрель独走とАптека.ru主導のオンライン化

目次

この記事の要点|ロシア薬局TOP3はこれだ

ロシアの薬局チェーンを2024-2025年売上で見ると、上位3社は次の通りです。

  1. Апрель(April) — 売上1,940億ルーブル、市場シェア9.1%、9,976店・77地域、2年連続首位
  2. Ригла(Rigla) — 売上1,690億ルーブル、シェア7.9%、2024年に1,300店新規出店(純増首位)
  3. Планета здоровья(Planeta Zdorovya) — 売上1,200億ルーブル、シェア5.6%

順位は売上規模です。
重要な変化として、2023年まで首位だったРигла(Rigla)は、2024年からАпрель(April)に首位を譲り、2位に後退しました。Rusлгаは「店舗純増数では首位」を維持しており、本格的な店舗網拡大期に入っています。

ロシアの「薬局・ドラッグストア」は薬局型(Аптека)が中心

ロシアの薬局・ドラッグストア市場は、日本のドラッグストア(医薬品+H&B+食品+日用品)とは構造が異なります。
ロシアの「Аптека(アプテカ)」は処方薬・OTC・サプリ・健康食品を扱う薬局型業態で、化粧品・スキンケアはЛ’Этуаль(L’Etoile)、Золотое Яблоко(Zolotoe Yabloko)、Подружка(Podruzhka)などのH&B専門店が別業態として並存しています。

本記事は薬局チェーン(A区分)を主に扱います。
ロシア・ウクライナ戦争以降の国際制裁、外資撤退、ルーブル安、ジェネリックのインドメーカーシフトといった2022-2025年の構造変化も含めて解説します。

ロシア薬局TOP5ランキング一覧表(2024-2025年売上基準)

順位 企業名 2024-2025年売上 市場シェア 店舗数 業態 DX
1 Апрель(April) 1,940億ルーブル(+34%、約2,910億円) 9.1% 9,976店、77地域 薬局型ディスカウント 自社アプリ、配送、デジタル拡大
2 Ригла(Rigla) 1,690億ルーブル、約2,535億円 7.9% 約5,000店(+1,300店) 薬局型、Protek系 Аптечная семья、Riglaオンライン、Zdravcity
3 Планета здоровья 1,200億ルーブル、約1,800億円 5.6% 全国網 薬局型 アプリ、EC、配送
4 Имплозия(Implozia) 1,140億ルーブル、約1,710億円 5.3% 4,508店 薬局型、サマラ発 アプリ、EC
5 36,6(Аптечная сеть 36,6) 970億ルーブル(+29.6%)、約1,455億円 4.5% 約2,500店(+18.7%)、上場 薬局型、PB強化 アプリ、EC、Eapteka連携

為替は1ルーブル=約1.5円で概算しました(2026年6月時点目安、ルーブル安局面)。

参考:TOP20の合計売上は2025年に1.58兆ルーブル(+20%)、市場全体の薬局セグメントは**1.85兆ルーブル(+13%)**です。

ロシア薬局市場概況|2024-2025年は集約と外資撤退期

市場規模

ロシアの医薬品市場は、2024-2025年に二桁成長を続けています。

  • 医薬品市場全体:2024年 2.85兆ルーブル(+10%)
  • 薬局セグメント:2025年 1.85兆ルーブル(+13%、前年1.63兆ルーブル)
  • オンライン薬局:2024年 2,830億ルーブル、薬局市場の14%[1]
  • TOP20合計売上:2025年 1.58兆ルーブル(+20%)

ただし**米ドル建てでは横ばい(約30.9億ドル)**で、ルーブル安の影響が顕著です。
ルーブル建てでの二桁成長は、為替効果と国内インフレを含む名目成長であり、実質成長率はより緩やかです。

国際制裁と外資撤退の影響

ロシア・ウクライナ戦争以降、欧米日の製薬大手が事業縮小・一部撤退しています。

  • Abbott、Bayer、Novartis、Sanofi、Servierが営業の一部を停止
  • 医薬品製造設備の2/3が欧米日台から輸入だったが、サプライチェーン遮断
  • ジェネリックメーカーがインド系(Sun Pharma、Dr. Reddy’s、Cipla、Glenmark)へシフト
  • ジェネリック比率:2024年 62% → 2025年 63.2%

これにより、薬局チェーンの取扱品目構成が大きく変わり、インド系ジェネリックと国内製造医薬品の比重が高まっています。

構造変化の3つの方向性

  1. 集約化:TOP20で市場の34%超を占有、上位への売上集中
  2. オンライン化:Apteka.ru主導でEC比率14%へ拡大
  3. ディスカウント業態の台頭:Апрельがディスカウント薬局として急成長

旧首位Riglaの2位降格

2023年まで首位だったРигла(Rigla)は、2024年からАпрель(April)に首位を譲り、2位に後退しました。
ただしRigla自身の売上は1,690億ルーブルに増加し、2024年に1,300店の新規出店(業界最多)を実施。本格的な店舗網拡大期に入っており、AprilとRiglaの首位争いは続いています。

規制環境|Росздравнадзор、移動薬局、オンライン医薬品販売

Росздравнадзор(連邦保健監督庁)

Росздравнадзорはロシアの医薬品・医療機器規制機関で、薬局営業許可、医薬品分類、輸入承認、ファーマコビジランスを管轄します。

オンライン医薬品販売

2020年4月のCOVID-19パンデミックを契機に、OTC医薬品のオンライン販売が合法化されました。
処方薬のオンライン販売は限定的に認められ、Apteka.ru、Rigla、36.6、Eaptekaなどが急成長しました。

移動薬局(2025年)

2025年にロシアで移動薬局を認める法律が成立しました。
過疎地域・遠隔地での医薬品アクセス改善を目的とした制度で、薬局チェーンの地方展開を後押ししています。

国産医薬品優先(インポート代替)

国家政策として、国内製造医薬品とインド系ジェネリックの優先調達が進んでいます。
NUPCO的な集中購買と、ロシア国内製薬企業の育成が並行しています。

第1位:Апрель(April)

Апрельは、クラスノダール発のディスカウント薬局チェーンです。
2024年に初めて売上首位に立ち、2025年は2年連続で首位を維持しました。[2]

業績(2024-2025年)

  • 2025年売上:1,940億ルーブル(+34%)
  • 市場シェア:9.1%
  • 店舗数:9,976店(前年比+1,334店)
  • 展開地域:ロシア77地域

ディスカウント業態として、低価格×大規模出店×ロイヤリティで急成長しています。
2024-2025年の+34%売上成長は、TOP20の中で最も高い成長率です。

業態:ディスカウント薬局型

Апрельの強みは、ディスカウント価格と店舗網密度です。
ジェネリック医薬品、OTC、サプリ、衛生用品、化粧品を低価格で提供し、地方都市・郊外も含めた高密度出店で来店頻度を高めています。

DX

自社アプリ、オンライン注文、店頭受取、配送を展開しています。
2024-2025年は店舗網拡大と並行してデジタル投資を強化しており、オンライン売上比率も拡大中です。

第2位:Ригла(Rigla)

Риглаは、ロシア最大の流通グループПротек(Protek)傘下の薬局チェーンです。
2023年まで首位でしたが、2024年からАпрельに首位を譲り、2位に後退しました。

業績(2024-2025年)

  • 2025年売上:1,690億ルーブル
  • 市場シェア:7.9%
  • 店舗数:約5,000店(2024年に+1,300店)

2024年の店舗純増数では業界首位で、本格的な店舗網拡大期に入っています。
首位奪還を狙う動きとして、出店ペース加速、PB強化、オンライン拡大を進めています。

業態:薬局型+ベビー+H&B

Риглаの売上構成は、医薬品(処方薬・OTC)約70%、化粧品約15%、衛生・日用雑貨約10%、健康食品・サプリ約5%です。
店内に「Rigla Beauty」コーナーを設置し、化粧品・スキンケアの強化も進めています。

DX

Риглаのデジタル戦略の核は**統合オンラインプラットフォーム「Zdravcity」**です。
自社と提携先の在庫をネット予約・宅配できるサービスで、Protekグループの流通網を活用した広範な在庫アクセスを実現しています。

  • 自社EC「Riglaオンライン薬局」
  • 統合プラットフォーム「Zdravcity」
  • AIチャットボット(全社共通コンタクトセンター、2022年統合)
  • 共通ポイント「Аптечная семья(薬局ファミリー)」:購入額の3-10%還元
  • スマホアプリ:デジタル会員証、ポイント管理、在庫検索

2023年のRiglaオンライン売上は320億ルーブル(Apteka.ru に次ぐ2位)で、チェーン売上の2割超を占めるまでに拡大しています。

第3位:Планета здоровья(Planeta Zdorovya)

Планета здоровьяは、ペルミ発の全国薬局チェーンです。

業績(2024-2025年)

  • 2025年売上:1,200億ルーブル
  • 市場シェア:5.6%

業態は薬局型で、医薬品、OTC、サプリ、化粧品、ベビー用品を扱います。
地方都市・中規模都市での店舗網が強みで、Аптечная сеть として地域密着型の運営を続けています。

DXとしてはアプリ、EC、配送、ロイヤリティを展開しており、Apteka.ruなどのプラットフォームとの連携も進めています。

第4位:Имплозия(Implozia)

Имплозияは、サマラ発の薬局チェーンで、4,508店を運営しています。

業績(2024-2025年)

  • 2025年売上:1,140億ルーブル
  • 市場シェア:5.3%
  • 店舗数:4,508店

Riglaに次ぐ店舗数で、ロシアの薬局市場における主要プレイヤーの1つです。
業態は薬局型で、地方・中堅都市での店舗網に強みを持ちます。

第5位:Аптечная сеть 36,6(36.6)

36,6(サーティシックス・シックス)は、モスクワ証券取引所上場の薬局チェーンです(PJSC「Аптечная сеть 36,6」)。

業績(2024-2025年)

  • 2025年売上:970億ルーブル(+29.6%)
  • 市場シェア:4.5%
  • 店舗数:約2,500店(+18.7%)

2024年は店舗数を18.7%増、売上を29.6%増と急成長し、TOP5の中でАпрельに次ぐ高成長を達成しました。[3]

業態:薬局型+PB強化

36,6は薬局型業態で、処方薬、OTC、サプリ、化粧品、ベビー用品を扱います。
PB(プライベートブランド)の強化、Eapteka(オンライン薬局)との連携、効率的な店舗運営で成長しています。

DX

  • 自社アプリ、EC
  • Eapteka連携(Sberグループ系のオンライン薬局)
  • AIチャットボット、デジタル会員プログラム

ロシアのオンライン薬局市場|Apteka.ru独走

ロシアの薬局市場で最も成長しているのが、オンライン薬局市場です。

市場規模

  • 2024年オンライン薬局売上:2,830億ルーブル
  • 薬局市場全体の14%
  • パンデミック以降、毎年二桁成長を継続

主要プレイヤー

  1. Apteka.ru — 1位、2023年売上731億ルーブル、市場シェア32%[4]
  2. Riglaオンライン — 2位、2023年売上320億ルーブル
  3. 36.6オンライン
  4. Eapteka — Sberグループ系
  5. Yandex Pharma — Яндекс系

Apteka.ruは医薬品卸大手КатренSat系のオンライン薬局で、ロシア全土の薬局ネットワークを在庫拠点として活用するモデルです。
ユーザーは近隣の提携薬局で商品を受け取れる仕組みで、自社配送網に依存しない設計です。

EaptekaとYandex Pharmaの動き

EaptekaはSberグループ傘下のオンライン薬局で、Sber EcosystemとSberMarketとの連携で成長しています。
Yandex PharmaはYandex Marketと連携した医薬品ECで、Yandex Eda(食品配送)のラストワンマイルを活用した即時配送が特徴です。

ロシア薬局DX動向

1. オンライン薬局急成長

Apteka.ru主導でオンライン薬局市場が薬局市場全体の14%まで拡大しました。
店舗を在庫拠点として活用するハイブリッドモデルが主流で、自社配送網に依存しない設計が広がっています。

2. ディスカウント業態×店舗網拡大

Апрель、Riglaが店舗純増数で先行し、ディスカウント×店舗網密度のモデルが業界の成長軸になっています。
都市部だけでなく地方・郊外への出店が加速しています。

3. ロイヤリティとAI

Аптечная семья(Rigla)、各社のロイヤリティプログラム、AIチャットボット、AI需要予測が標準装備になっています。
36.6のPB強化、Riglaの統合プラットフォームZdravcityなど、データ駆動の店舗運営が業界の競争軸です。

4. インド系ジェネリックへのシフト

国際制裁による欧米日メーカー撤退を受け、Sun Pharma、Dr. Reddy’s、Cipla、Glenmarkなどのインド系ジェネリックが取扱品目で拡大しています。
ジェネリック比率は2024年62%→2025年63.2%へ上昇しました。

5. 移動薬局制度

2025年に成立した移動薬局法により、過疎地・遠隔地での医薬品アクセス改善が進む見込みです。
大手チェーンの地方展開戦略の新たな選択肢になります。

日本企業への示唆

1. ロシア市場の地政学リスク

ロシア・ウクライナ戦争以降、日本企業の対ロシア事業は大きな制約を受けています。
直接的な店舗展開・投資は困難ですが、市場構造の理解は中東・中央アジア・CIS諸国への展開を考える上で参考になります。

2. オンライン薬局のハイブリッドモデル

Apteka.ruの「店舗を在庫拠点として活用するモデル」は、自社配送網への過度な投資を避けた効率的な設計です。
日本のオンライン薬局・調剤EC事業を考える上で、参考になるモデルです。

3. ディスカウント業態の台頭

Апрельの急成長は、価格訴求×店舗網密度×ロイヤリティのモデルが新興市場で機能することを示しています。
日本のドラッグストアもPB・低価格・店舗網密度の組み合わせで成長してきた背景と共通しています。

4. ジェネリックのインドシフト

国際制裁を受けたロシアの取扱品目変化は、グローバル医薬品サプライチェーンの構造変化を象徴しています。
日本の製薬・医療機器企業も、地政学リスクとサプライチェーンの多極化を踏まえた戦略が必要です。

よくある質問(FAQ)

Q1. ロシア最大の薬局チェーンはどこですか?

Апрель(April)です。2024年から2025年にかけて2年連続で首位を維持し、売上1,940億ルーブル、市場シェア9.1%、9,976店をロシア77地域で展開しています。

Q2. ロシアの薬局TOP3は?

2024-2025年売上では、Апрель、Ригла、Планета здоровьяの3社です。Имплозия、36.6が続きます。

Q3. Riglaは首位ではないのですか?

Riglaは2023年まで首位でしたが、2024年からАпрельに首位を譲り、2位に後退しました。ただし2024年の店舗純増数(+1,300店)では業界首位で、本格的な店舗網拡大期に入っています。

Q4. ロシアのオンライン薬局市場は?

2024年売上2,830億ルーブル、薬局市場全体の14%です。Apteka.ru(カトレン系)が市場シェア32%で首位、Riglaオンライン(320億ルーブル)が2位、Eapteka(Sber系)、Yandex Pharmaが続きます。

Q5. 国際制裁の薬局市場への影響は?

Abbott、Bayer、Novartis、Sanofi、Servierなど欧米製薬大手の事業縮小・一部撤退により、ジェネリック比率が拡大しました(2024年62%→2025年63.2%)。Sun Pharma、Dr. Reddy’s、Cipla、Glenmarkなどインド系ジェネリックの取扱が増加しています。

Q6. ロシアの薬局市場規模は?

2024年医薬品市場全体は2.85兆ルーブル(+10%)、薬局セグメントは2025年に1.85兆ルーブル(+13%)です。米ドル建てでは横ばい(約30.9億ドル)で、ルーブル安の影響が顕著です。

Q7. 移動薬局法とは?

2025年にロシアで成立した法律で、過疎地域・遠隔地での医薬品アクセス改善を目的とした移動薬局を認める制度です。大手チェーンの地方展開戦略の新たな選択肢として注目されています。

まとめ

ロシアの薬局・ドラッグストア市場は、2024-2025年に大きな構造変化を迎えました。

2024年からАпрельがRiglaを抜いて首位に立ち、2年連続で売上1,940億ルーブル・店舗数9,976店を達成。ディスカウント業態×店舗網密度のモデルが業界を牽引しています。

Apteka.ru主導のオンライン薬局市場が薬局市場全体の14%まで拡大し、店舗を在庫拠点として活用するハイブリッドモデルが標準化しました。

国際制裁による欧米日メーカー撤退で、ジェネリックがインド系(Sun Pharma、Dr. Reddy’s、Cipla、Glenmark)にシフトし、業界の取扱品目構成が変化しています。

業態区分は**薬局型(Аптека型)**が中心で、化粧品・H&BはЛ’Этуаль、Золотое Яблоко、Подружкаなどの専門店が別業態として並存しています。日本のドラッグストア型(食品強化型)はロシアではほぼ存在しません。

日本企業への参入は地政学リスクから限定的ですが、Apteka.ruのハイブリッドオンラインモデル、Апрельのディスカウント業態、ジェネリックのインドシフトは、CIS・中東・新興国市場の戦略立案に参考になります。

出典

参考:DrugPatentWatch「Russia’s $30 Billion Pharma Market」https://www.drugpatentwatch.com/blog/russian-pharmaceuticals-an-overview-of-a-growing-global-market/
TAdviser「Pharmaceutical market of Russia」https://tadviser.com/index.php/Article:Pharmaceutical_market_of_Russia

関連リンク


  1. Forbes Russia「Лекарства на полтора триллиона: 20 крупнейших аптечных сетей России 2025 года」https://www.forbes.ru/healthcare/556540-lekarstva-na-poltora-trilliona-20-krupnejsih-aptecnyh-setej-rossii-2025-goda ↩︎

  2. AxDigital「Рейтинг аптечных сетей России 2025 — топ-10 по выручке」https://axdigital.ru/blog/rejting-aptechnyh-setej-rossii-2025/
    Kommersant「Топ-10 крупных аптечных сетей контролирует рынок фармритейла в России」https://www.kommersant.ru/doc/7532301 ↩︎

  3. NRA(National Rating Agency)「ПАО Аптечная сеть 36,6 кредитный рейтинг」https://www.ra-national.ru/press_release/pao-aptechnaja-set-36-6/39015/ ↩︎

  4. Statista「Apteka.ru revenue in Russia 2020-2023」https://www.statista.com/statistics/1234095/apteka-ru-revenue-russia/
    Statista「Highest-earning e-pharmacies Russia 2023」https://www.statista.com/statistics/1193101/top-grossing-online-pharmacies-russia/ ↩︎


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