イタリアの薬局・ドラッグストアランキング|2025年・業態二分構造で見る主要チェーン
この記事の要点|イタリアは「薬局」と「ドラッグストア」が別業態です
イタリアの薬局・ドラッグストア市場は、日本のドラッグストア(医薬品+H&B+食品+日用品の総合業態)と大きく異なり、薬局型(Farmacia)とドラッグストア型(Drogheria/Casalinghi)が制度上完全に分かれた二業態構造です。
イタリア薬局市場の業態区分
- 薬局型(Farmacia):処方薬・OTC・調剤を扱う。薬剤師常駐、政府認可が必須
- 主要チェーン:Hippocrates(382店)、Dr. Max(210店超)、LloydsFarmacia(204店)、Farmacie Italiane(48店、Dr. Max売却交渉中)
- 自治体薬局:Farmacie Comunali(全国1,000店超)
- ドラッグストア型(Drogheria/Casalinghi):H&B・化粧品・洗剤・日用品ディスカウント、医薬品は扱わない
- 主要チェーン:Acqua & Sapone(726店)、Tigotà(750店規模)、Risparmio Casa(急成長中)
- パラ薬局(Parafarmacia):処方薬を扱わない、OTC・サプリ・H&Bのみ
日本人読者が「イタリア ドラッグストア」で検索した場合、Acqua & SaponeやTigotàのドラッグストア型を想起することが多いです。しかし、これらは医薬品を一切扱わない日用品ディスカウント業態で、日本のマツモトキヨシ・ウエルシアとは構造が大きく異なります。本記事では両業態を併記しつつ、業態区分を明示します。
イタリア薬局・ドラッグストア 主要チェーン一覧(2024-2025年)
薬局型(Farmacia)TOP5
| 順位 | チェーン名 | 親会社 | 店舗数 | 2024-2025年売上 | 業態特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Hippocrates | – | 382店 | – | Federfarma登録チェーン最大 |
| 2 | Dr. Max Italy | Dr. Max Group(チェコ系) | 210店超(Neo Apotek買収後) | – | 欧州最大級の薬局チェーン |
| 3 | LloydsFarmacia | ADMENTA Italia(McKesson系) | 204店直営+14パラ薬局+44FC | – | 英国Lloyds系イタリア |
| 4 | Neo Apotek | Dr. Maxに買収(2024-2025) | 114店 | – | Dr. Max Italy 210店超達成の起点 |
| 5 | Farmacie Italiane | F2i傘下、Dr. Max売却交渉中 | 48店 | 249.3百万ユーロ(2024年、+オンライン260百万)EBITDA 20百万 | F2i→Dr. Maxへ72.6%売却交渉中 |
参考:自治体薬局「Farmacie Comunali」は1,000店超で、薬局店舗数では最大ネットワークですが、自治体ごとに運営主体が異なるため、純粋なチェーンとは異なります。
ドラッグストア型(Drogheria/Casalinghi)TOP3
| 順位 | チェーン名 | 親会社 | 店舗数 | 2024-2025年売上 | 業態特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Tigotà | Gruppo Gottardo S.p.A. | 約750店(スイスにも数店) | 2023年推定14億ユーロ強、純利益率約8% | 売上首位の日用品・H&Bディスカウント |
| 2 | Acqua & Sapone | – | 726店(2023年末) | 2023年約11億ユーロ(+15%)、EBITDA率12.4% | 高収益、スペイン展開開始(2023年) |
| 3 | Risparmio Casa | – | 急速拡大中 | 2022年 7.9億ユーロ(+11%) | ディスカウント業態の急成長企業 |
重要:これらドラッグストア型3社は、医薬品(処方薬・OTC)を一切扱わず、化粧品・スキンケア・ヘアケア・洗剤・日用品・パーソナルケアを低価格で販売する業態です。日本のドラッグストアとは異なり、調剤機能・薬剤師相談はありません。
イタリア薬局・ドラッグストア市場概況(2024-2025年)
市場規模
イタリア医薬品セクター全体は、2024年に258億ユーロを記録し、前年比+2.6%成長しました。[1]
セクター全体で約100,000人(薬局従業員76,000人、フリーランス薬剤師58,000人)が従事しています。
別の集計では、イタリアPharmacy市場は2024年でUSD 30.4 billion規模、2030年にUSD 40.0 billion到達と予測されています(Grand View Research)。[2]
チェーン化の進展
イタリアでは長らく薬局所有規制が厳しく、薬剤師個人所有が原則でしたが、2017年に法人による薬局所有が解禁されました(Legge sulla Concorrenza)。
これ以降、Dr. Max、Hippocrates、LloydsFarmaciaなど資本系チェーン(catene del capitale)が急成長しています。
- 2024年時点:イタリア薬局の約21%がチェーンまたは組織化ネットワークに所属
- チェーン薬局が市場売上の**約22%**を生成
- 残り約79%は独立薬局
Federfarma登録チェーンランキング(2024年):
- Hippocrates:382店
- Neo Apotek:114店(Dr. Maxに買収)
- Farmacie Italiane:48店
- Farma Acquisition:45店
- Farmagorà:30店
2024年3月新調剤報酬制度
2024年3月1日、イタリアで新調剤報酬制度が施行されました。
旧制度(薬価のパーセンテージ)から、75%固定報酬+25%変動報酬の構成に変更され、薬局の収益構造が大きく変わりました。
これにより、低価格ジェネリックでも一定の固定報酬を確保できるようになり、ジェネリック比率の高い独立薬局の経営安定化が図られています。一方、チェーン薬局はスケールメリットとPB戦略で粗利改善を進めています。
F2i→Dr. Max売却交渉(2025年)
2025年、F2iインフラファンドはFarmacie Italianeの72.6%株式をDr. Max Group(チェコ系欧州最大級の薬局チェーン)に売却する交渉が進行中です。[3]
この売却が成立すれば、Dr. Max Italyは Neo Apotek 210店 + Farmacie Italiane 48店 = 258店超となり、イタリア最大級の薬局チェーンになります。
PE主導の薬局チェーン化が、英国(Sycamore→Boots)、カナダ(Birch Hill→Rexall)と並んでイタリアでも進行している構造変化です。
薬局型 第1位:Hippocrates(イタリア最大のFederfarma登録チェーン)
Hippocratesは、Federfarma登録チェーンランキングで382店を運営する、イタリア最大の薬局チェーンです。[1:1]
業態は薬局型で、処方薬、OTC、サプリメント、化粧品(パラファーマシー商品)、医療消耗品を扱います。
イタリア独立薬局からの参加が中心で、共通ブランディング、PB、IT基盤、商品調達を本部が支援するモデルです。
薬局型 第2位:Dr. Max Italy(チェコ系欧州最大級)
Dr. Max Italyは、チェコ・プラハ拠点のDr. Max Groupのイタリア子会社です。
欧州最大級の薬局チェーン(チェコ、スロバキア、ポーランド、ルーマニア、セルビアなどで合計1,800店超)の一員として、イタリア市場での拡大を加速しています。
2024-2025年の店舗網拡大
- 2024-2025年:Neo Apotek SpA買収 → イタリアの自社薬局数が210店超に到達[4]
- 2025年:F2iからFarmacie Italiane(48店)の72.6%株式取得交渉進行中
F2iからの買収が成立すれば、Dr. Max Italyは 258店超 となり、イタリア最大の資本系薬局チェーンになります。
業態:薬局型+オンライン
Dr. Max Italyは、店舗薬局+オンライン薬局(drmax.it)のハイブリッド業態です。
処方薬、OTC、化粧品、サプリメント、医療機器を扱い、欧州共通のオペレーション標準化・PB戦略・デジタル投資を活用しています。
薬局型 第3位:LloydsFarmacia(ADMENTA Italia)
LloydsFarmacia は、ADMENTA Italia Group(米国McKessonグループの欧州子会社)が運営する薬局チェーンです。
店舗網
ADMENTA Italia全体で約1,300名を雇用し、以下を運営しています:
- 直営薬局「LloydsFarmacia」:204店
- 直営パラ薬局:14店
- LloydsFarmaciaフランチャイズ:44店
合計262拠点で、イタリア全土に展開しています。[5]
業態:薬局型+H&B
LloydsFarmaciaは、調剤、OTC、化粧品(特にダーモコスメ)、サプリ、ベビー用品を扱う薬局型業態です。
英国LloydsPharmacyとは別経営(英国Lloyds は2023年市場撤退)ですが、ブランド名は共有しています。
薬局型 第4位:Neo Apotek(Dr. Max傘下)
Neo Apotekは、2024-2025年にDr. Maxによって買収された薬局チェーンで、買収前は独立系として114店を運営していました。
買収完了後はDr. Max Italyブランドへの統合が進んでいます。
薬局型 第5位:Farmacie Italiane(F2i→Dr. Max売却交渉中)
Farmacie Italianeは、F2iインフラファンド傘下の薬局チェーンで、48店を運営しています。
業績
- 2024年売上:249.3百万ユーロ(オンライン込みで260百万ユーロ)
- 2024年EBITDA:20百万ユーロ
- 1店当たり売上:約5.2百万ユーロ(業界平均より高水準)
F2i→Dr. Max売却交渉
2025年、F2iは保有する72.6%株式をDr. Max Groupに売却する交渉を進めています。[3:1]
売却完了後はDr. Max Italyに統合される見込みで、イタリア薬局市場の最大の構造変化になります。
ドラッグストア型 第1位:Tigotà(売上首位)
Tigotàは、Gruppo Gottardo S.p.A.が運営するドラッグストア型チェーンで、イタリアドラッグストア型市場で売上首位です。
業績
- 2023年売上:推定14億ユーロ強
- 2018年→2023年で約+45%成長
- 純利益率:約8%(2022年純利益105百万ユーロ)
- EBITDA率:10%以上
- 店舗数:約750店(スイスにも数店)
業態:日用品×H&Bディスカウント(医薬品なし)
Tigotàの業態は、化粧品、スキンケア、ヘアケア、パーソナルケア、洗剤、家庭用品、ベビー用品を低価格で販売するディスカウント業態です。
処方薬・OTC医薬品は扱いません。
イタリアの「ドラッグストア」業態は、英語圏のドラッグストア(薬局+H&B)とは異なり、日本のドラッグストアからも遠い独自モデルです。
むしろドイツのdm・Rossmann(医薬品扱わないH&Bディスカウント)に近い構造です。
ドラッグストア型 第2位:Acqua & Sapone
Acqua & Saponeは、ドラッグストア型の高収益企業です。
業績
- 2023年売上:約11億ユーロ(+15%)
- 店舗数:726店(2023年末)
- EBITDA率:12.4%(業界トップクラス)
- 2023年:スペイン市場展開開始
業態
Tigotàと同じく、化粧品・洗剤・パーソナルケア・日用品のディスカウント業態です。
高い収益性(EBITDA率12.4%)と海外展開(スペイン)が特徴で、ドラッグストア型として最も洗練された企業の1つです。
ドラッグストア型 第3位:Risparmio Casa
Risparmio Casaは、急成長中のディスカウント業態チェーンです。
業績
- 2022年売上:約7.9億ユーロ(+11%)
- 売上は2021年の7.1億ユーロから2年で約11%増
- ディスカウント型として店舗網を拡大中
業態
化粧品・H&B・洗剤・家庭用品・キッチン用品・ベビー用品の総合ディスカウントで、Tigotàより一層の「日用品・ホームグッズ」寄りのポジションです。
規制環境|AIFA、Federfarma、薬局自由化
AIFA(Agenzia Italiana del Farmaco)
AIFAはイタリアの医薬品規制機関で、医薬品承認、医薬品分類(SOP・SOP-OTC・処方薬)、価格規制、ファーマコビジランスを管轄します。
Federfarma
Federfarmaはイタリア薬局協会で、独立薬局を中心に薬局業界全体を代表します。
2024年3月新調剤報酬制度の交渉、薬局チェーン化への対応、デジタル化推進などを担っています。
2017年薬局自由化と「Catene del Capitale」
2017年のLegge sulla Concorrenza(Competition Act)により、法人による薬局所有が認められました。
これ以降、資本系薬局チェーン(catene del capitale)が急成長しています。
Federfarma登録(2024年)では、上位5チェーン(Hippocrates、Neo Apotek、Farmacie Italiane、Farma Acquisition、Farmagorà)で合計619店、まだ全薬局の3%程度ですが、急速に拡大中です。
Parafarmacia制度
Parafarmaciaは処方薬を扱わない薬局類似業態で、OTC、サプリ、化粧品、ベビー用品を販売します。
LloydsFarmaciaが14店のパラ薬局を運営するなど、薬局チェーンの補助業態として機能しています。
イタリア薬局・ドラッグストアDX動向
1. オンライン薬局の拡大
Dr. Max(drmax.it)、LloydsFarmacia、Farmacie Italianeなどがオンライン薬局を強化しています。
Amazon Pharmacy Italia、Farmaeなどのオンライン薬局プラットフォームも成長しており、薬局のEC化が進行中です。
2. PE主導の薬局チェーン化
Dr. Max(チェコPE系)、F2iファンド、ADMENTA(McKesson系)など、PE・金融系資本主導の薬局チェーン再編が進んでいます。
英国Sycamore→Boots、カナダBirch Hill→Rexallと並ぶグローバル動向です。
3. PB・ダーモコスメ強化
イタリアはダーモコスメ(薬局専売の皮膚科学化粧品)市場が大きく、La Roche-Posay、Avène、Bioderma、Eucerinなどの売上が薬局の重要カテゴリーです。
チェーン薬局はPBダーモコスメで粗利改善を進めています。
4. ドラッグストア型の海外展開
Acqua & Saponeの2023年スペイン展開、Tigotàのスイス展開など、イタリアドラッグストア型の海外進出が始まっています。
ドイツのdm、オランダのKruidvatに続く欧州ディスカウント型H&Bの動向です。
5. 新調剤報酬制度への対応
2024年3月の新制度(75%固定+25%変動)に対応するため、各社は店舗オペレーション効率化、PB拡大、デジタル投資を強化しています。
日本企業への示唆
1. 業態区分を理解する
イタリア市場は薬局型とドラッグストア型が制度上完全に分離しています。
日本企業が化粧品・サプリ・ベビー用品を展開する場合、薬局型(Dr. Max、Lloyds等)とドラッグストア型(Acqua & Sapone、Tigotà等)の両方を視野に入れる必要があります。
2. ダーモコスメ市場が重要
イタリアの薬局は、フランス系ダーモコスメ(La Roche-Posay、Avène、Bioderma等)の強力な販路です。
日本企業の薬用化粧品・ダーモコスメ展開では、薬局型チェーン(特にLloydsFarmacia、Dr. Max)の棚アクセスが重要です。
3. PE主導の再編は不可避
Dr. Maxの拡大、F2i売却交渉、ADMENTA・McKessonの動向は、欧州PE主導の薬局再編の縮図です。
英国・カナダと並んで、日本の薬局・ドラッグストア企業の海外展開・買収戦略の参考になります。
4. ドラッグストア型ディスカウントは日本にない業態
Tigotà、Acqua & Sapone、Risparmio Casaは、医薬品を扱わずH&B・日用品ディスカウントに特化する業態です。
ドイツdm・Rossmann、オランダKruidvat、英国Superdrugなどと共通する欧州型H&Bディスカウントモデルで、日本のドラッグストアとは構造が異なります。
5. 自治体薬局の存在
Farmacie Comunali(自治体薬局、全国1,000店超)はイタリアの独自制度です。
自治体が薬局を運営することで、地域医療アクセスを保障する仕組みは、日本の地域医療政策にも参考になる事例です。
よくある質問(FAQ)
Q1. イタリア最大の薬局チェーンはどこですか?
Federfarma登録チェーンランキングではHippocratesが382店で首位です。Dr. Max Italyは2024-2025年のNeo Apotek買収で210店超となり、F2iからのFarmacie Italiane買収が成立すれば258店超でイタリア最大の資本系薬局チェーンになります。
Q2. イタリアの「ドラッグストア」TOP3は?
イタリアドラッグストア型(医薬品なし、H&B・日用品ディスカウント)のTOP3は、Tigotà、Acqua & Sapone、Risparmio Casaです。Tigotàが売上首位(2023年推定14億ユーロ強)です。
Q3. イタリアの薬局とドラッグストアの違いは?
薬局型(Farmacia)は処方薬・OTC・調剤を扱い、薬剤師常駐・政府認可が必須です。ドラッグストア型(Drogheria/Casalinghi)は化粧品・洗剤・日用品ディスカウントで、医薬品は一切扱いません。両者は制度上完全に分かれています。
Q4. Dr. Maxとは何ですか?
Dr. Max Groupはチェコ・プラハ拠点の欧州最大級の薬局チェーンで、チェコ、スロバキア、ポーランド、ルーマニア、セルビア、イタリアなどで合計1,800店超を運営しています。2024-2025年にイタリアでNeo Apotekを買収し210店超に拡大、F2iからFarmacie Italianeの買収交渉も進めています。
Q5. 2024年新調剤報酬制度とは?
2024年3月1日施行の新制度で、薬局の調剤報酬を「薬価のパーセンテージ」から「75%固定報酬+25%変動報酬」に変更しました。低価格ジェネリックでも一定報酬を確保でき、独立薬局の経営安定化が図られています。
Q6. イタリアの薬局市場規模は?
医薬品セクター全体で2024年に258億ユーロ(+2.6%)、Pharmacy市場としては2024年USD 30.4 billion、2030年USD 40.0 billion予測です。
Q7. イタリアに進出している日本のドラッグストアは?
公開情報ベースでは、日本の大手ドラッグストアによる本格的な直接店舗展開は確認できません。日本の化粧品・サプリ・スキンケアブランドは、Dr. Max、Lloyds、Acqua & Sapone、Tigotàなどの棚を通じて流通しています。
まとめ
イタリアの薬局・ドラッグストア市場は、薬局型(Farmacia)とドラッグストア型(Drogheria/Casalinghi)が制度上完全に分かれた二業態構造で、日本のドラッグストアとは大きく異なります。
薬局型では、Hippocrates(382店)、Dr. Max Italy(210店超)、LloydsFarmacia(204店)が主要チェーンで、PE主導の再編(Dr. Max、F2i、McKesson系ADMENTA)が進んでいます。
2024年3月の新調剤報酬制度(75%固定+25%変動)が業界の収益構造を変え、F2i→Dr. MaxによるFarmacie Italiane売却交渉が市場の最大の構造変化です。
ドラッグストア型では、Tigotà(推定14億ユーロ強)、Acqua & Sapone(11億ユーロ、+15%)、Risparmio Casa(急成長中)が主要プレイヤーで、化粧品・洗剤・日用品ディスカウントを軸に成長しています。これらは医薬品を扱わない欧州型H&Bディスカウント業態で、ドイツdm・Rossmann、オランダKruidvatと共通する構造です。
日本企業への示唆は、業態区分(薬局型/ドラッグストア型)の理解、ダーモコスメ販路、PE主導の薬局再編、欧州型H&Bディスカウント業態、自治体薬局制度の5つです。
出典
参考:Il Sole 24 ORE「Farmacie, liberalizzazioni al ralenti」https://www.ilsole24ore.com/art/farmacie-liberalizzazioni-ralenti-2percento-e-proprieta-catene-ACZwDDn
Federfarma「La nuova remunerazione delle farmacie」https://www.federfarma.it/Farmaci-e-farmacie/Farmacie-e-farmacisti-in-Italia/La-nuova-remunerazione-delle-farmacie.aspx
関連リンク
- 関連:ドイツドラッグストア売上ランキングTOP3|dm・Rossmann・Müller比較
- 関連:フランスドラッグストア市場最新分析
- 関連:イギリスの薬局・ドラッグストアTOP5|Boots独立法人化
- 関連:スペインドラッグストア店舗数ランキングTOP5|Druni首位
- 関連:北欧4国の薬局ランキング
- 法人向け相談:小売DX合同会社(retaildx.net)
-
Federfarma「La farmacia italiana 2024 Report」イタリア薬局市場、チェーン化動向、登録チェーンランキング。https://www.federfarma.it/Documenti/farmacia_italiana2025.aspx ↩︎ ↩︎
-
Grand View Research「Italy Pharmacy Market Size & Outlook, 2024-2030」USD 30.4 billion → USD 40.0 billion予測。https://www.grandviewresearch.com/horizon/outlook/pharmacy-market/italy ↩︎
-
Milano Finanza「F2i mette in vendita Farmacie Italiane」F2i→Dr. Max売却交渉。https://www.milanofinanza.it/news/f2i-mette-in-vendita-farmacie-italiane-ecco-con-chi-e-in-trattative-avanzate-202510162206424443 ↩︎ ↩︎
-
Dr. Max Holding「Dr. Max Italy is surpassing 210 owned pharmacies in Italy by acquisition of Neo Apotek SpA」https://www.drmax.eu/en/article/dr-max-italy-is-surpassing-210-owned-pharmacies-in-italy-by-4U87AT ↩︎
-
McKesson Europe「Italy」LloydsFarmacia ADMENTA Italia Group概要。https://www.mckesson.eu/mck-en/company/business-in-europe/italy ↩︎