スペインのドラッグストア店舗数ランキングTOP5|Druni首位とCofares協同組合の二層構造

Druni

スペインのドラッグストア店舗数ランキングTOP5|Druni首位とCofares協同組合の二層構造

本記事のランキングは、売上高順ではありません。
スペインでは薬局のチェーン化が法規制で制限されており、化粧品・H&Bチェーンと薬局を同じ売上軸で比較しにくいためです。
そのため、比較可能な指標である店舗数を基準にランキングを作成しています。
一方で、年商・売上高が確認できる企業については、判明分のみ表中に併記します。

目次

この記事の要点|スペインドラッグストアTOP3 はこれだ

スペインのH&B・ドラッグストア市場で、店舗数を基準にした上位3社は次の通りです。

  1. Druni — 約400店規模。Arenalとの統合で香水・化粧品H&Bの最大手グループへ
  2. Primor — 250店超。低価格型の香水・コスメチェーンとして急成長
  3. Sephora España — LVMH系プレミアムビューティ。直営+百貨店内ショップの併用展開

順位の主軸は店舗数です。
スペインでは、化粧品・H&Bチェーンと独立薬局が並存する二層構造のため、売上高だけでの単純比較ができません。
薬局そのものは個店中心で、別枠で協同組合の売上・市場シェアで補足します。

スペインのドラッグストア市場の二層構造

スペインのドラッグストア市場は、次の二層に分かれています。

  1. 化粧品・H&Bチェーン — Druni、Primor、Sephora、Marvimundo、Douglasなど
  2. 独立薬局網 — 約22,231店。薬剤師所有を前提とする高密度な薬局網

H&Bチェーンは、香水、メイク、スキンケア、ヘアケア、パーソナルケアを中心に扱います。
薬局は、医療用医薬品の調剤、OTC、薬剤師相談、デルマコスメティック、ベビーケアなどを扱います。

この二層構造を理解すると、「スペインのドラッグストア」を一括ランキングにできない理由がわかります。
売上高軸で並べると、薬局協同組合が圧倒的に大きくなります。
一方、店舗数軸で並べると、独立薬局のほうが多くなります。
比較可能な指標を限定しないと、市場の姿が歪みます。

スペインドラッグストア TOP5 ランキング表(店舗数基準)

順位 企業名 親会社・運営主体 店舗数の目安 年商・売上高の判明分 業態特徴 DX施策
1 Druni Druni/Arenal統合グループ、Sonae関連 約400店規模 Druni単体2022年売上約575百万ユーロ、統合後グループは約800百万ユーロ規模見込み 香水・化粧品・パーソナルケアの大型H&B EC、アプリ、PB「DRN」、店舗在庫連動
2 Primor Primorグループ(Rosa-Crema SL他) 250店超 Rosa-Crema SL 2024年売上約247.7百万ユーロ、関連法人は複数 低価格型の香水・化粧品チェーン EC、価格訴求、SNS、マーケット型品ぞろえ
3 Sephora España LVMH、El Corte Inglés連携 直営+百貨店内、総数非公表 Sephora Cosméticos España 2024年売上約328.6百万ユーロ プレミアムビューティ、百貨店連携 アプリ、会員CRM、デジタル広告、体験型店舗
4 Marvimundo Marvimundo 約100店 2024年売上約160.2百万ユーロ ムルシア発、地域密着型の大型H&B EC、地域集中出店、店舗大型化
5 Douglas Spain Douglas Group(独) 約60〜70店規模 Douglas Spain 2024年売上約96.5百万ユーロ ドイツ系ビューティチェーン EC、Beauty Card、店舗再編

本表は、比較可能な店舗数を基準にしたランキングです。
売上高は、各社の公表資料、企業データベース、報道で確認できる判明分のみを併記しています。
Primorは複数法人で運営されるため、単一法人の売上高だけではグループ全体を表しません。
Sephora Españaは直営店と百貨店内ショップが混在し、正確な総数を公表していません。

スペインの薬局市場の概況

スペインの薬局市場は、欧州でも最も高密度な薬局網を持つ国の1つです。
Consejo General de Colegios Farmacéuticosによると、スペイン国内の薬局数は約22,231店です。
1薬局あたり人口は約2,100人前後で、欧州平均より小さい水準です。

薬局は「個店中心の小売インフラ」として機能しています。
理由は、薬局所有規制にあります。

スペインでは、薬局の所有は原則として薬剤師個人に限られます。
1人の薬剤師は1薬局のみ所有できます。
そのため、Walgreens BootsやCVSのようなチェーン薬局は成立しにくい市場です。

代わりに、薬局を支える機能は、医薬品卸の協同組合が担います。
協同組合は、薬剤師オーナーが組合員となり、医薬品調達、物流、PB、IT、経営支援、デジタル化を共同で行います。

つまりスペイン薬局市場の「規模」は、個別企業ではなく、協同組合の売上に表れます。

薬局・協同組合の補足表(市場規模ベース)

区分 企業・組織 2024年売上高の判明分 市場シェアの目安 特徴
医薬品卸協同組合 Cofares 約4,263百万ユーロ 約29.7% 最大級の薬局向け協同組合。物流、PB、経営支援を展開
医薬品卸協同組合 Bidafarma 約3,000百万ユーロ 約29%前後 南部・西部を中心に広域展開。協同組合型の薬局支援
医薬品卸協同組合 Hefame 約1,800百万ユーロ 約12.3% ムルシア発。薬局向け物流、デジタル、PB支援
地域薬局 独立薬局全体 個店単位で集計 約22,231店 薬剤師所有を前提とする高密度な薬局網

協同組合3社合計の売上は約9,000百万ユーロ規模です。
これはH&BチェーンTOP5の合計を大きく上回ります。
スペイン薬局市場の実体は、個店薬局+協同組合のネットワークが中心であることが分かります。

ランキング上位の各社プロフィール

第1位:Druni

Druniは、店舗数で見た場合、スペインの化粧品H&Bチェーンの最有力企業です。
1981年創業のバレンシア発ブランドで、香水、メイク、スキンケア、ヘアケア、パーソナルケアを大規模に扱います。

売上高ではなく、比較可能な店舗数を基準にした本ランキングでは第1位としました。
Druni単体では2022年に約575百万ユーロの売上が確認されており、Arenalとの統合後はグループとして約800百万ユーロ規模が見込まれています。[1]

Arenal統合の意味

2024年、DruniはPortugal系小売大手Sonaeの関連投資を経て、スペイン北部発のArenalと統合する方向で進みました。
Arenalはガリシア、アストゥリアスを地盤に成長してきた香水・化粧品チェーンです。

統合の意味は3つあります。

  1. 地理的補完 — Druniは東・南、Arenalは北・西に強みがある
  2. 仕入れ・物流の集約 — グループ規模で交渉力が増す
  3. PB・デジタルの共通基盤化 — DRNなどのPBを統合グループで展開可能

スペイン市場では、Sephora、Primor、Douglasとの競争が激しいです。
Druni+Arenalの統合は、地場系チェーンとしての規模対抗策と読めます。

DX施策

Druniは、自社EC、アプリ、PB「DRN」、店舗在庫連動を展開しています。
店舗とアプリの在庫を結ぶことで、来店前の在庫確認、取り置き、店頭受取を可能にしています。

H&B小売では、在庫の鮮度と店舗体験が重要です。
価格訴求だけでなく、棚編集、PB、デジタル接客で差別化する設計です。

Druni

Druni

第2位:Primor

Primorは、250店超の店舗網を持つ低価格型のビューティチェーンです。
本ランキングでは、売上高ではなく比較可能な店舗数を基準に第2位としました。[2]

低価格×大量品ぞろえモデル

Primorの特徴は、定価より大幅に安い価格設定と、マーケット型の大量品ぞろえです。
香水、メイク、スキンケア、ヘアケアを中心に、ローカル・グローバル両ブランドを並べます。

若年層、価格敏感層、SNS発の話題商品需要を取り込み、スペイン国内のH&B市場で存在感を高めてきました。

法人構造

PrimorはRosa-Crema SLなど複数法人で運営されています。
Rosa-Crema SL単体では2024年に約247.7百万ユーロの売上が確認できます。[3]
ただしこれはグループ全体を示すものではなく、関連法人を合算した実態はより大きいと見られます。

DX施策

Primorは、ECサイト、SNS、価格訴求を強く打ち出します。
特にTikTok、Instagramでの新商品紹介、メイクアップトレンド連動の動きが速いブランドです。
スペインの若年層に対し、店舗と動画コンテンツを両輪で運用しています。

第3位:Sephora España

Sephora Españaは、LVMH系のプレミアムビューティ業態です。
1997年にスペイン市場へ参入し、プレミアム香水・コスメの代表ブランドの1つとして定着しています。

店舗数は直営店と百貨店内ショップ(El Corte Inglés内のSephora Insideなど)が混在するため、厳密な総数比較には限界があります。
ただし、全国展開力と売上高の判明分を踏まえ、店舗数基準のランキングでは第3位相当として扱います。

売上規模

Sephora Cosméticos España 2024年売上は約328.6百万ユーロです。[4]
プレミアム業態のため、1店舗あたり客単価は高く、店舗数の少なさを売上高で補っています。

DX施策

Sephoraの強みは、アプリ、会員プログラム、デジタル広告、体験型店舗の組み合わせです。
グローバル共通のCRM基盤を持ち、スキンケア診断、メイクアップ体験、ブランド試用を店頭とアプリで往復させる設計です。

LVMHグループのデジタルマーケティング力と、El Corte Inglés百貨店との生活動線接続が、スペイン市場での競争力になっています。

第4位:Marvimundo

Marvimundoは、ムルシア発の地域密着型H&Bチェーンです。
2024年売上は約160.2百万ユーロで、前年比で約30%の成長を記録しています。[5]

大型店戦略

Marvimundoの特徴は、大型H&B店舗です。
1店舗あたりの売場面積が大きく、香水、化粧品、ヘアケア、パーソナルケア、ベビー用品、洗剤、日用品まで幅広く扱います。

地域集中出店により、物流コストを抑えつつ、地域内ブランド認知を高めるモデルです。
このモデルは、日本の地方ドラッグストアが地域密着で成長した過程と近い形です。

EC・在庫連動

EC展開も進めており、自社サイトで全国配送に対応します。
地域密着の店舗網を、ECで補完する設計です。

第5位:Douglas Spain

Douglas Spainは、ドイツ系ビューティチェーンDouglas Groupのスペイン子会社です。
欧州各国で展開する香水・化粧品チェーンのスペイン拠点として位置づけられます。

2024年売上は約96.5百万ユーロです。[6]
スペイン国内では、Druni、Primor、Sephoraと比べると規模は小さいですが、欧州横断のブランド網と仕入れ力を背景に、再編を進めています。

Beauty CardとEC

Douglasの中核施策は、Beauty Card(会員プログラム)とECの統合です。
欧州共通の会員基盤を持ち、複数国でのブランド体験を統一しています。

スペイン市場では、店舗網を絞り込みつつ、ECと体験型店舗で再構築する方向です。

スペインH&Bチェーンの競争軸

スペインのH&BチェーンTOP5を整理すると、競争軸は4つに集約できます。

1. 価格帯ポジショニング

  • プレミアム — Sephora、Douglas
  • ミドル — Druni、Marvimundo
  • 低価格 — Primor

価格帯で棲み分ける構造のため、単純な総合王者が生まれにくい市場です。

2. 立地戦略

  • 路面・モール大型店 — Druni、Marvimundo、Primor
  • 百貨店内・路面プレミアム — Sephora、Douglas

立地の選び方が、客層と回転率を決めます。

3. PB・独占ブランド

  • DRN(Druni) — グループ統合後の主力PB候補
  • Sephoraコレクション — グローバルPB
  • Primorは流通ブランド・限定企画が中心

PBは粗利と差別化の鍵です。
日本のドラッグストアと同じく、PB比率の引き上げが収益性に直結します。

4. デジタルチャネル

  • アプリ・会員CRM — Sephora、Druni、Douglas
  • SNS・価格訴求 — Primor
  • EC+地域密着 — Marvimundo

H&B小売では、店舗体験とデジタル接点の両立が必須です。

スペインの薬局所有規制

スペインの薬局チェーン化は、所有規制によって抑制されています。

EU司法裁判所は2010年、薬剤師オーナー要件を含むスペインの薬局規制を「公衆衛生上の正当な理由がある」として、原則認める判断を示しました。
これにより、スペインの薬局は今も薬剤師個人による所有が原則となっています。

この規制の影響は3つあります。

  1. 全国チェーン薬局が生まれにくい
  2. 協同組合の役割が極めて大きい
  3. 個店薬局のデジタル化は協同組合のシステム経由で進む

協同組合(Cofares、Bidafarma、Hefameなど)は、組合員薬局に対し、医薬品供給、PB、ITシステム、ECプラットフォーム、経営支援を提供します。
日本のVC・卸主導の薬局支援に近い形ですが、組合型である点がスペインの特徴です。

薬局協同組合の動向

Cofares

Cofaresはスペイン最大級の医薬品卸協同組合です。
2024年売上は約4,263百万ユーロで、過去最高を記録しました。[7]
組合員薬局向けの物流、PB、デジタル支援、薬剤師研修などを展開します。

Bidafarma

Bidafarmaは南部・西部を中心とする協同組合で、2024年売上は約3,000百万ユーロです。
前年比で約6.3%成長しています。[8]
複数の地域協同組合の統合により規模を拡大してきた経緯があります。

Hefame

Hefameはムルシア発の協同組合で、2024年売上は約1,800百万ユーロです。
薬局向け物流、デジタル化、PB支援を強化しています。

協同組合3社合計の売上は約9,000百万ユーロ規模で、これはスペインH&BチェーンTOP5の合計を上回ります。
個店薬局+協同組合のネットワークが、スペイン医薬品小売の実体的中心であることが分かります。

日本企業への示唆

1. ランキングの取り方を変える必要がある

スペイン市場では、売上高でランキングを作ると薬局協同組合が上位を占め、H&Bチェーンが見えなくなります。
逆に、店舗数だけで並べると独立薬局が圧倒します。
業態別に分けて比較しないと、市場の姿を誤読します。

日本企業が海外市場を分析する際には、業態定義、店舗形態、所有規制を整理してから比較指標を選ぶことが重要です。

2. チェーン化が制限される市場では「協同組合DX」が鍵

スペインのように薬局所有規制が強い市場では、チェーン本部主導のDXは進みにくいです。
代わりに、協同組合がPB、IT、EC、経営支援を担います。

日本企業がスペイン薬局市場に関与する場合、個別薬局よりも、CofaresやBidafarmaのような協同組合をパートナーに据える戦略が現実的です。

3. H&Bチェーンは価格帯×立地で棲み分ける

Druni、Primor、Sephora、Marvimundo、Douglasは、互いに完全な競合ではありません。
価格帯、立地、客層で棲み分けています。

日本企業がスペインに化粧品ブランドを供給する場合、どのチェーンの棚に置くかでブランド像が決まります。
プレミアム志向ならSephora/Douglas、量販志向ならDruni/Marvimundo、若年・低価格ならPrimorという仕分けです。

4. デルマコスメティックの主戦場は薬局

La Roche-Posay、Avène、Bioderma、Eucerinなどのデルマコスメティックは、スペインでは薬局チャネルが中心です。
H&Bチェーンには並びにくいカテゴリーで、薬剤師相談と組み合わせて販売されます。

日本企業がスキンケアブランドを展開する場合、デルマ系は薬局・協同組合経由が望ましいです。

5. EC法規制と医薬品

スペインでは、OTC医薬品のオンライン販売は登録薬局のみが行えます。
H&BチェーンのECとは別チャネルです。

このため、薬局EC市場は協同組合のプラットフォーム(PromoFarma、Atida等)が大きな役割を果たしています。
医薬品ECは、H&BチェーンECとは別物として理解する必要があります。

よくある質問(FAQ)

Q1. このランキングは売上高順ですか?

A. 売上高順ではありません。比較可能な店舗数を基準にしています。スペインでは薬局のチェーン化が法規制で制限されており、H&Bチェーンと薬局を売上高だけで比較しにくいためです。

Q2. 年商はなぜ一部企業だけ記載しているのですか?

A. 公表値または信頼できる企業データベース・報道で確認できる企業に限定しているためです。非公表企業や複数法人に分かれる企業は、判明分のみ記載しています。

Q3. 薬局はランキングに入らないのですか?

A. 独立薬局は約22,231店あり、店舗数では最大の小売インフラです。ただし、個別企業チェーンではないため、H&Bチェーンランキングとは別に協同組合の売上高・市場シェアで補足しています。

Q4. スペインで最大のH&BチェーンはDruniですか?

A. 店舗数基準では、DruniがArenalとの統合により最有力です。ただし、Sephora単体の売上は高く、軸を変えると順位が変わる点に注意が必要です。

Q5. Primorはなぜ単一法人売上だけで見ないのですか?

A. Primorグループは、Rosa-Crema SLを含む複数の関連法人で運営されているためです。単一法人の売上ではグループ全体の規模を表しません。

Q6. スペインの薬局市場規模はどれくらいですか?

A. 医薬品卸協同組合の合計売上で見ると、Cofares、Bidafarma、Hefame3社で約9,000百万ユーロ規模です。これはH&BチェーンTOP5の合計を上回ります。

Q7. 日本企業がスペインに進出するならどのチャネルですか?

A. 化粧品・H&Bは Druni/Primor/Sephora/Douglas経由、デルマコスメティックや健康関連は薬局協同組合経由が現実的です。チャネルごとにブランドポジションが大きく変わります。

まとめ

スペインのドラッグストア市場は、化粧品・H&Bチェーンと独立薬局網が並存する二層構造です。

店舗数基準で見ると、Druniが最有力で、Primor、Sephora、Marvimundo、Douglasと続きます。
一方、医薬品小売の規模は、Cofares、Bidafarma、Hefameなどの協同組合に集中しています。

日本企業がスペイン市場を見るときには、3つの整理が重要です。

  1. H&Bチェーンと薬局を別軸で見る
  2. 売上ではなく業態別・店舗数で比較する
  3. チェーンではなく協同組合をパートナーに据える発想を持つ

スペイン市場は、所有規制と協同組合モデルが共存する欧州型ヘルス&ビューティ市場の代表例です。
日本の地域薬局再編、共同購買、PB戦略を考えるうえで、参考になる先行事例です。

出典

関連リンク


  1. Cuatrecasas, “Druni, Arenal and MC merge to create leading beauty and wellness retail group in Spain”. https://www.cuatrecasas.com/en/global/art/druni-arenal-and-mc-merge-to-create-leading-beauty-and-wellness-retail-group-in-spain ↩︎
  2. Primor, “Quiénes somos”. https://www.primor.eu/es_es/quienes-somos ↩︎
  3. Ranking Empresas / elEconomista, “ROSA-CREMA SL”. https://ranking-empresas.eleconomista.es/ROSA-CREMA.html ↩︎
  4. Ranking Empresas / elEconomista, “SEPHORA COSMETICOS ESPANA”. https://ranking-empresas.eleconomista.es/SEPHORA-COSMETICOS-ESPANA.html ↩︎
  5. Economía Digital, “Marvimundo crece a 160,2 millones de ventas con un incremento del 30% en beneficio”. https://www.economiadigital.es/valencia/empresas/marvimundo-crece-1602-millones-ventas-incremento-del-30-beneficio.html ↩︎
  6. Ranking Empresas / elEconomista, “DOUGLAS SPAIN”. https://ranking-empresas.eleconomista.es/DOUGLAS-SPAIN.html ↩︎
  7. Cofares, “Cofares bate récord histórico de ventas de 4.263 millones de euros”. https://www.cofares.es/en/-/cofares-bate-récord-histórico-de-ventas-de-4.263-millones-de-euros-con-un-crecimiento-cercano-al-5- ↩︎
  8. Diariofarma, “Bidafarma crece un 6,31% en ventas durante 2024, alcanzando casi los 3.000 millones de euros”. https://diariofarma.com/2025/05/19/bidafarma-crece-un-631-en-ventas-durante-2024-alcanzando-casi-los-3-000-millones-de-euros ↩︎


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